
みなさん、こんにちは。
ゆるい一人暮らし4年目、低収入生活の中でも200万円の貯金をキープしながら、大好きなものに囲まれて暮らしている筆者です。
~もくじ~
はじめに
普段の私は、服やコスメにはほとんどお金を使いません。
自分にとって必要最低限の量で心地よく暮らす、いわゆるミニマリスト気質な人間です。
4年間の節約生活の中で、物欲をコントロールするのは「お手の物」だと思っていました。
ところが昨日、私の唯一の愛する趣味である「ドール(お人形)」のネットショップやフリマアプリを前に、お気に入り(ポチポチ)ボタンを連打して、脳がそわそわと暴走しかける事件が起きました。
「たくさん悩んだけど、結局決済せずに画面を閉じた」という、なんとか踏みとどまった状態ですが……。
実は手元には、まだおろしていない新しいドールのお洋服やウィッグなどの「ネタ」が残っています。
一般の方で言えば、
「まだ使っていない限定コスメがあるのに、新作を追いかけたくなる」
「クローゼットにタグ付きの服があるのに、ネット通販を夜通し見てしまう」
というあの状態です。
「一気に全部使っちゃったら、次の楽しみがなくなっちゃうからもったいない」ともったいぶる一方で、「でも新しいものが欲しい」という矛盾。
この謎を「行動経済学」の視点で紐解いてみたら、私たちの脳が仕掛けてくる面白い罠の正体がわかりました。
1. なぜ「もったいぶって」楽しさを先延ばしにするの?
👉 「現在バイアス」と「ピーク・エンドの法則」
人間は本来、先の楽しみよりも「今の目の前の満足」を優先しがちな生き物です(現在バイアス)。
しかし、私のように節約生活が身についていると、無意識にこのバイアスを乗り越えて「今すべてのネタを消費しちゃったら、明日からの楽しみ(未来の利益)がゼロになる!」と脳が賢く計算します。
さらに、人間は物事の「終わり方」の印象を強く記憶に残す習性があります(ピーク・エンドの法則)。
お楽しみがすべて完了して「ワクワクする時間が終わってしまう寂しさ」を避けるために、あえてネタを残して「明日もまだお楽しみが続く状態」をキープしようとする、実は趣味を長く豊かに楽しむための賢い防衛本能なんです。
2. ネタがあるのに「さらに買いたくなる」のはなぜ?
👉 「ディドロ効果」と「ハウスマネー効果」
問題は、まだ使っていないネタがあるのに、ネットを見ると「これ、クオリティが高くて安い!買わなきゃ損!」と決済ボタンを押したくなる衝動です。
これには2つの罠が関係しています。
・ディドロ効果(趣味の最大の沼)
人間は、新しくて最高にクオリティが高いものを1つ手に入れると、「周りの環境もすべてその最高レベルに合わせて統一したくなる」という習性があります。
今回、私はドールのために思い切って「6000円の最高峰のウィッグ」を買いました。
すると脳が興奮して「この最高級のウィッグに釣り合う、もっと格好いい服や小物が他にもあるはずだ!」と、手持ちの古いネタでは満足できず、次の刺激を求めてしまったのです。
・ハウスマネー効果(フリマアプリの罠)
例えば、定価1万円の有名ハンドメイド作家様のドレスを、フリマアプリで5千円で賢くハントできたとします。
すると脳は「5千円得した!これはあぶく銭だ」と錯覚します。
この「浮いたお金」の感覚があると財布の紐が緩くなり、他にネタがある状態でも「もう1個、別の小物も買っちゃえ」という暴走に繋がります。
まとめ:ポチポチ癖は「タダのストレス発散」でいい
普段は服もコスメも最小限の私ですが、自分の大本命の趣味(ドール)の前では、この「ディドロ効果」の嵐に巻き込まれてそわそわしてしまいました。
でも、「お気に入りに入れる癖が抜けない」と悩む必要はありません。
脳科学的には、お気に入りを選んでいる瞬間が一番ドーパミン(快楽物質)が出て楽しい状態です。
最後に決済をせずに画面を閉じているなら、「お金を1円も使わずに、脳の物欲をタダで満足させている」という、最高にスマートな節約術を実行できている証拠です。
大切なのは、手に入れた1つのアイテムを「シチュエーションや組み合わせを変えて何度もじっくり楽しむ」こと。
みなさんも、ネットのノイズや「安さ」の誘惑に振り回されず、手元にある大好きな一等品たちを、もったいぶる贅沢を味わいながら長く深く愛していきませんか?
本日もお読みいただきありがとうございます。
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